医師がお肌の状態を診察し、YAGシャワーの適応を判断します。
YAGシャワーとは?

YAG(ヤグ)シャワーは、ロングパルスYAGレーザーを低出力でお顔全体に照射する施術です。真皮層深くまで熱エネルギーを届けることで、コラーゲンの生成を促進し、肌のハリや弾力を改善します。また、毛細血管にも作用するため、赤ら顔や赤みのあるニキビ跡の改善にも効果的です。痛みやダウンタイムがほとんどなく、継続しやすい施術です。
YAG(ヤグ)シャワーの使用機器
大阪市旭区・守口市のよこいクリニックでは、米国キャンデラ社製の「ジェントルマックスプロ」を導入しています。アレキサンドライトレーザーとヤグレーザーの2つの波長を搭載し、患者様の肌質や症状に合わせて使い分けられるのが特徴です。搭載された冷却装置により痛みと肌の負担が抑えられるので、快適に施術を受けていただけます。
こんな方におすすめ
肌のハリ・弾力を改善したい
レーザーが真皮層のコラーゲン生成を促進し、肌の内側からたるみを改善してくれます。
赤ら顔でお悩みの方
拡張した毛細血管を収縮させ、顔の赤みを軽減します。
毛穴の開きが気になる方
熱作用により毛穴を引き締め、キメの整った肌へと導きます。
くすみを改善したい方
血行を促進し、肌の透明感をアップさせます。
ニキビ跡の赤みが気になる方
赤みの残ったニキビ跡の改善に効果を発揮します。
レーザーフェイシャルとの違い
作用する深さの違い
ヤグレーザーとレーザーフェイシャルで使用するアレキサンドライトレーザーとでは、レーザーの波長が異なります。アレキサンドライトレーザーは波長がやや短く(755nm※)、主に表皮のメラニン色素に作用します。一方のヤグレーザーは波長が長く(1064nm)、真皮層深くまで熱を届けられます。
※nm=ナノメートル。10億分の1メートル
得意とする症状の違い
- レーザーフェイシャル:しみ・そばかす・くすみの改善が得意
- YAGシャワー:赤み・ハリ不足・毛穴の改善が得意
併用による相乗効果
YAGシャワーとレーザーフェイシャルは併用もおすすめです。両方を組み合わせることで、肌の表面と深部の両方にアプローチでき、より総合的な肌質改善が期待できます。
YAGシャワーの流れ
Step01
カウンセリング・診察
Step02
メイクオフ
施術前にメイクや皮脂を落とし、清潔な状態にします。院内のパウダールームをご利用ください。
Step03
レーザー照射
保護ゴーグルを装着後、適切な出力でお顔全体にレーザーを照射します。じんわりと温かさを感じる程度で、痛みはほとんどありません。施術時間は約15~20分です。
Step04
クーリング・保湿
照射後はお肌を冷やして鎮静させ、保湿剤を塗布します。
Step05
アフターケア
施術後の注意事項をご説明します。YAGシャワーは肌へのダメージが少ないので、すぐにメイクをしてお帰りいただけます。
施術の詳細・注意事項
施術後の経過
- 軽い赤みや温感が出ることがありますが、通常は1~2時間で落ち着きます
- まれに軽い腫れが出ることがありますが、数日程度で改善します
施術直後の注意事項
- メイク:当日から可能
- 洗顔:当日から可能
- 入浴:当日から可能
- 運動:当日から可能(激しい運動は翌日から)
おすすめの施術間隔
- 2~4週間に1回の間隔で5~10回程度
※肌の状態により調整いたします
施術を受けられない方
- 妊娠中・授乳中の方、日焼け直後の方、皮膚に炎症がある方など
※詳しくは診察時にご相談ください