ほうれい線・マリオネットラインとは?

ほうれい線は鼻の横から口角に向かって伸びる溝、マリオネットラインは口角から下に向かって伸びる溝のことです。これらは単なるしわではなく、頬や口元の皮膚・脂肪・筋肉がたるむことで生じる「たるみじわ」です。
加齢により顔の支持組織が弱くなると、重力の影響で頬の脂肪が下垂し、これらの深い溝が形成されます。一度できるとセルフケアでの改善が難しく、見た目年齢を大きく左右する要因となります。
こんなお悩みありませんか?
- ほうれい線が年々深くなっている
- 口角が下がって不機嫌に見られる
- マリオネットラインで老けて見える
- 頬のたるみが気になる
- ファンデーションがほうれい線に溜まる
- 横顔のフェイスラインがぼやけている
- ボトックス注射やヒアルロン酸注入の効果が薄い など
ほうれい線・マリオネットラインの原因
皮膚と皮下組織のたるみ
コラーゲンやエラスチンの減少により、肌の弾力が低下します。同時に顔の脂肪を支える靭帯が緩み、頬の脂肪が垂れ下がることで深い溝が形成されます。
表情筋の衰え
顔の筋肉が衰えると皮膚や脂肪を支える力が弱まります。特に頬を引き上げる筋肉の衰えは、ほうれい線の悪化に直結します。
骨格の変化
加齢により顔の骨密度が低下し、骨格自体が縮小します。これにより皮膚と骨の間にゆとりが生じ、たるみが助長されます。
一般的なしわとの違い
表情じわは筋肉の動きによって生じるため、ボトックスで改善できます。しかし、ほうれい線・マリオネットラインは「たるみ」が主原因のため、ボトックスでは根本的な改善は困難です。
ヒアルロン酸注入で溝を埋めることは可能ですが、これは対症療法にすぎません。たるみ自体を改善するには、皮膚や筋膜を引き上げるリフトアップ施術が必要となります。
当院のほうれい線・マリオネットライン治療
HIFU(ハイフ)
高密度焦点式超音波で皮膚深部の筋膜(SMAS層)に熱を加え、たるみを引き締めます。皮膚表面を傷つけることなく、内側からリフトアップ効果が得られます。
糸リフト
特殊な糸を皮下に挿入し、たるんだ組織を物理的に引き上げます。即効性があり、糸の刺激によるコラーゲン生成の促進により、肌質改善効果も期待できます。
アンカーリフト
コグ(トゲ)付きの糸で皮下組織をしっかり固定し、強力なリフトアップを実現します。頬のたるみを根本から改善し、ほうれい線・マリオネットラインを目立たなくします。
ショートスレッド
極細の糸を網目状に多数挿入し、肌全体を引き締めます。マイルドなリフトアップ効果と肌質改善を同時に実現し、自然な若返りを目指す方に適しています。
肌トラブルに応じた治療
ほうれい線・マリオネットラインが目立ち始めた段階であれば、HIFUによる予防的なアプローチが効果的です。筋膜を引き締めることで、これ以上のたるみの進行を防ぎます。深く目立つ状態であれば、糸リフトで確実に組織を引き上げるのも良いでしょう。
両治療は組み合わせも可能です。HIFUで土台を引き締めた後、糸リフトで表層のたるみを改善すると、より自然で持続的な効果が得られるので、特におすすめです。
たるみじわに特化したアプローチ
大阪市旭区・守口市のよこいクリニックでは、形成外科専門医がたるみの程度を正確に診断し、患者様に適した治療法をご提案します。ほうれい線・マリオネットラインは「たるみ」が本質であることを理解し、リフトアップに特化した治療で根本改善を目指します。
切らない治療で自然な若返りを実現し、笑顔に自信を取り戻しましょう。まずは気軽にご相談ください。